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2.212024
【鎌倉動物霊園】ペットの納骨のみは可能?(鎌倉・藤沢)
愛するペットが永眠した後、その遺骨を身近に置くことで対話を続け、その存在を感じることはペットとの絆を肯定する一方で、悲しみを癒す手段ともなります。
そうした状況から少しずつ時間が経ち、心の整理がついたら、遺骨を適切な場所に安置することも大切な供養の一部と言えるでしょう。
では、ペットの遺骨を専門的に安置するために、納骨のみのサービスを提供する施設はどのような場所にあるのでしょうか。必要とする方々のために、適切な情報を提供します。
納骨のみ受け入れ可能な場所
愛するペットとの別れは心に深い傷を残すものです。そのペットの遺骨を安置するための場所を探しているなら、以下の2つの選択肢が一般的にあることを知っておくと良いでしょう。
1つ目は、「ペット霊園」です。ペット霊園は、ペットの遺骨を埋葬するために設けられた特別な場所です。ここでは、ペットの遺骨を埋葬するだけでなく、供養も行うことができます。ペット霊園は全国各地に点在しており、多くの種類のペットの遺骨を受け入れています。
弊社、鎌倉動物霊園でも納骨のみの受け入れもしております。
2つ目は、「ペットを受け入れ可能な寺院」です。一部の寺院では、ペットの遺骨を納骨することを許可しています。寺院での納骨は、ペットとの絆を尊重し、静かに供養を行うことができるため、ペットの遺骨を大切にしたいと考えている人々にとって、良い選択肢となるでしょう。
これらのどちらを選ぶかは、あなたのペットへの想いや、どのようにしてペットを供養したいかによるため、慎重に選ぶことが大切です。
この2つを詳しくご紹介いたします。
ペットの霊園
ペット霊園というのは、ご存知の通り大切なペットが亡くなった際に、その骨を安置して供養するための施設です。多くのペット霊園では、ペットの納骨だけでなく火葬までを手掛けることが可能です。しかし、他の施設で火葬を行い、その後納骨を依頼する場合は、費用が変わることがありますので、事前に確認しておくことをお勧めします。
納骨に際しては、選択肢として「個別墓」、「納骨堂」、「合祀墓」の3つが一般的です。これらはそれぞれ異なった特性を持っていますので、ペットの性格や、ご家族の希望によって選ぶと良いでしょう。
さらに、一部のペット霊園では、永代供養というサービスを提供しています。これは、ペットの骨をずっと大切に供養し続けてくれるというもので、納骨の際に一緒に申し込むと、安心してお任せすることが出来ます。また、定期的に霊園で行われる供養祭に参加し、亡きペットを偲ぶ時間を持つことも可能です。これらのサービスを利用することで、愛するペットへの思いを形にし、心の中で永遠に大切にすることができます。
鎌倉動物霊園も納骨のみのご対応を受け付けております。
ペットと一緒に訪れられる寺院
本記事で取り上げるのは、特別なペット専用の寺院ではなく、一般的な寺院です。
その特徴として、ペットのための供養塔が敷地内に設置されており、そこにペットの遺骨を納めることができるのです。また、このサービスは特定の宗派に限定されているわけではなく、どの宗派の寺院でも可能です。
さらに、ペットの火葬や遺骨の納骨だけを行ってくれる寺院も存在します。そして何よりも心強いのは、寺院の住職が日々、ペットのための供養を行ってくれるところです。ペットを亡くした際の悲しみは深いですが、故ペットが日々供養されているという事実は、飼い主の心に少なからず安堵感をもたらすでしょう。
大切に育てたペットを亡くした際、その遺骨を遠くに納めることは辛いかもしれません。しかし、その一方で、故ペットを思い出し、供養することで心の平穏を感じることもあります。
また、自宅近くや交通の便が良い場所にあるペット霊園や寺院を選べば、定期的にお墓参りをすることが可能です。愛したペットへの思いを馳せながら、供養の時間を過ごすことができるでしょう。
納骨のタイミングについて
愛するペットが旅立った後、その遺骨をいつ納骨すべきかという疑問は、多くの飼い主さんが抱くものです。ここで大切なことは、納骨には固定的な「正しい」タイミングというものは存在しないということです。
一般的には、ペットの火葬が終わった直後、または四十九日や一周忌といった特定の日に行うことが多いです。しかし、これらの期間を厳密に守る必要はなく、飼い主自身が心から受け入れられる時期が来たときが、そのペットの納骨にとって最適なタイミングとなります。
納骨自体がペットへの別れを受け入れる一環であり、それが早すぎると感じる飼い主さんもいらっしゃるでしょう。そのような場合、遺骨を手元に持ち、時間をかけてペットとの別れをゆっくりと受け入れるという選択肢もあります。これらの選択は、飼い主の心情によりますので、焦らず自分自身の感情を大切にしてください。
納骨のメリットとは
ペットの納骨が飼い主に提供する主な利点は、何と言っても安心感です。何もかもが不確定なこの世界で、飼い主が何らかの理由でペットを見守ることができなくなったときでも、ペットは供養され続けることが保証されます。これは、ペットを家族の一員と見なす人々にとって、非常に大きな安心感をもたらします。
また、納骨は心の整理にも役立ちます。ペットとの別れは誰にとってもつらいものですが、納骨を行うことで、そのペットとの思い出を尊重し、心の中で一つの章を閉じることができます。
ペットと飼い主が一緒に納骨できる霊園も存在します。こうした霊園では、先に納骨されたペットが飼い主を待っていると思うと、失われたペットへの寂しさが少し和らぐかもしれません。
さらに、納骨はペットの遺骨の保管を適切に行う上でも有効です。家で遺骨を保管すると、気をつけていてもカビが生えるなど、保存状態が悪化する可能性があります。そのような問題を避けるため、納骨はより安全で確実な選択肢と言えるでしょう。
納骨のデメリットについて
納骨にはメリットだけでなく、どうしても避けられないデメリットも存在します。その一つは、経済的な負担といえるでしょう。納骨を行う際には、年会費や永代供養費といった費用が発生します。これらは一度払っただけで終わりではなく、繰り返し支払う必要があるため、経済的な負担となることがあります。
また、納骨はペットの飼い主さんにとって、心情的にも難しい部分があります。大切なペットの遺骨を寺院や霊園に預けると、その存在が見えない形になるため、寂しさを感じることがあるかもしれません。さらに、納骨所がどのような形でペットの遺骨を管理しているのか、具体的な情報を持つことが難しい場合もあります。これは、飼い主さんにとって大切なペットへの思いを形にするための場所としては、不安を感じさせる要素となるでしょう。そのため、納骨を検討する際には、事前に納骨所の管理体制について詳しく説明を受けて、納得の上で進めることが大切です。
まとめ
ペットの納骨のみのご対応はできます。
動物霊園または、一般的な寺院でも愛するペットの納骨をすることは可能です。
メリットやデメリットを踏まえ、愛するペットの供養をしてあげましょう。